セカンドライフ 2
セカンドライフは、バーチャルシティ(アナザワールド)として、私が一緒に仕事をしている染川が出していた(ずっと前)企画にそっくり、と言っておりましたが、ようやく古い書類の山から発見しました。
問題意識は、膨張し続ける市場経済(まさにバーチャルシティの経済)を、どうリアル社会の課題解決にむすびつけるか、ということ。
経済はかつて物と労働の量に比例していました。消費される物の量に応じて成長したり、逆に縮小したりしていました。サービス化が進展してからは、人間の労働の量に応じて変化するようになりました。現代はそこに「情報」が加わり、情報の量に応じて成長しているのです。最初、これらは、付加価値、という物やサービスにくっついた形で現れたのですが、今では独自に情報は情報としてお金を生み出しています。金融市場が最も顕著で、個人資産が何百億、何千億というネット長者が出現し、ゲーム感覚でデイトレードに明け暮れ、一日で数千万円から億単位を稼ぐような人も珍しくありません。この膨れ上がったお金が、資源の買占めなどに動いたらとんでもないことになるでしょう。膨れ上がったお金を吸い込む、もう一つの世界、アナザワールドが必要になるのではないかということです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(企画書より)
バーチャルシティ(アナザワールド)~コンピューターによって創り上げられた 現実そっくりであり現実を超えた町~
◆バーチャルシティとは
コンセプトは社会貢献消費とその市場の創造
・コンピューターによって創り上げた現実そっくりであり、また現実を超えた社会
・バーチャルシティは、単純な現実の町の再現ではなく、全く新しいコンセプトによるオリジナルなシティ
・景観から建物、商品・サービスまですべてのものが参加する人々のイメージによって創り上げられる
・ビジターは自分の分身キャラをつくってその町で買い物をしたり、ゲームをしたり、映画、観劇、美術館、コン
サートなど様々なエンタテイメントを楽しむ
◆バーチャルシティによって創造される新たな価値
シティの繁栄が社会課題解決の支援拡大に!
バーチャルな経済的繁栄→リアル社会の様々な課題解決に取組む団体〔活動)の支援・拡大・増強に
すべての商品に社会貢献ポイントをつけ、リアル社会の活動に助成を
(アフィリエイトポイントによる戦略的社会貢献の展開プラン)
・オルタナティブ経済
もう一つのバーチャルワールドを創り出す
バーチャルシティの土地を現実に売買することもありえる
バーチャル経済は無限大
・チャレンジングソサエティ
ストリートミュージシャンやデザイナーなどを発掘
アクセス数による人気度でデビューをはかる
・社会貢献消費の市場創造
すべての商品には消費税のように社会貢献ポイントが付与される
社会貢献が新たな付加価値となる
顧客と企業の全く新しい関係を創造
・NGO・NPOとのリンケージ
NGO・NPOのビルやショップがある
NGO・NPOの活動がオープンになっている
NPO・NGOで働きたい人のための情報がある
◆バーチャルシティのイメージ
・楽しむ(エンタテイメント・旅行、国内外の旅、宇宙旅行)、ショッピング、くらす(住民登録・マンションや戸建住宅を買う・部屋でテレビを見る)
学ぶ(バーチャルな学生生活・資格取得・通信教育)、はたらく(ハローワークで仕事探し・バーチャルオフィス)、出店する(全てバーチャル商品で出店できる、バーチャル商品はすべてオリジナルなことが条件、ユニークなデザイン)、開発する(デベロッパーによる不動産開発)、金融(融資・預金・証券・株式市場)etc
◆バーチャルシティの通貨
・バーチャル銀行で通貨に両替
・1ヴァーチャル(仮)の金額を決める
・各社のアフィリエイトポイント等は、各社の換金比率によってレートが異なる(例、1ヴァーチャル1円の場合、10%の換金比率なら0.1円に)
(H18 大阪市、LLP、N研究所に提案)


Comments
この前テレビでやっていたのを見ましたが一日に数千万円稼いで、まるでゲームのように取引している人がいましたよね。その人は、どれだけお金があっても、贅沢などには興味なさそうでした。たしかインスタント麺食べてましたね。
お店に売っている普通のものなんか、もちろん興味もないんでしょうが、もしお店に売っているものすべて買い占められたら、どうなるんでしょう。
膨張はとどまらないと思うと、なんだか気味悪い、でもそれが現実なんです。
だからこそ、何らか、手だてが必要と思います。
社会の課題を解決する人や団体には、今の日本では、アメリカのようにお金がまわる仕組みにはなっていません。
このときはCSRのあり方ということに問題意識を持って、取り組んでいました。
さらに、展開を考えているようです。
Posted by: kao | May 31, 2007 at 12:10 PM
セカンドライフはリアルなお金に換算すると100分の1という、専門家さんの意見がありましたが、
もう、100分の1に迫っているんだ!と思わなくちゃ!
分身でおしゃれしておもしろい、なんて単純な発想じゃないんですね。
Posted by: kao | May 31, 2007 at 01:19 PM